今年はなかなか歯ごたえのある寒い冬でしたが,気が付けばカレンダーももう3月中旬。
桜のつぼみもふくらみかけ,春の足音もすぐそこまで近付いてきている今日この頃。
今年に入ってからしばし休養をとっていた九九五式のオッサン達も,ぼちぼち重い腰を上げて再起動モードに入っています。この週末には今年初めてのスタジオ入りをしてきました。
男子たるもの三日も会わざれば刮目して相対すべしと言いますが,ええ年したオジさんでも3ヶ月ぶりに集まるといろいろと成長している...のかどうか。
足下のエフェクターの数がますます増えて,もはや自分の立ち位置がなくなってきているオジさんがいます。
タイコの数が一つ増えてスタンドの配置に困ってるオジさんもいる。
これまでより弦の数が1本増えて,その代わりにフレットがなくなって,困ってるのかと思いきや妙に嬉しそうなオジさんもいる。
3人とも微妙に何かが育っているようで(笑)。
また,昨年秋から取り組んでいるオリジナル曲もだいぶ形になってきました。
特に今回はsin5が出してくれたアイデアで曲がぐっとプログレっぽくなり,「九九五式の音」というのが育ってきた感じがします。
決して洗練された爽やかなカッコイイ音ではなく,野暮ったく泥臭く情念の炎のくすぶる音。50歳過ぎた格好良くないオッサン3人が奏でるプログレ。
おそらく夏頃にはステージでみなさまにご披露できるのではないかと思います。
とまあ,春が近づいて何やらいろいろとムクムク育ってきている九九五式を,今年も楽しみにして下さいませ。